「あおいとり基金」では親元で生活の出来ない子ども達の高卒認定資格取得と進学を応援しています。ぜひご支援をお願いいたします。
「あおいとり基金」とは、児童養護施等を退所した子どもたちの就学にかかる学費等の給付を目的に設立した基金です。
児童養護施設のもとを巣立つ子どもたちの多くが高卒、自立援助ホームにおいては子どもたちのほとんどが中卒•高校中退であり、その学歴と年齢のための不利な雇用形態•不眼底な業種で働かざるをえない状況にあります。「親を頼れない、お金がない、学歴がない」という大きなハンディを背負わされた子どもたちに、生活の破綻、犯罪や貧困•虐待の連鎖があるのも現実です。その連鎖を断ち切るには「学びの機会」を作ることが必要であり、これが「社会で子どもを育てる」一助となると私たちは考えています。
具体的には「進学のための勉強が無償で出来る学び場」と「進学に必要な最低限の学費をサポートできる基金」を準備することです。学び場と基金があれば、子どもが自身の力で将来を切り開いていくことができます。
そこで、私たちは「学び場」ゆずりは高認取得無料学習会と「基金」あおいとり基金を作りました。社会的養護の子どもたちが、経済的•精神的就学支援を受け、一般過程の子どもたちと同様の就学する機会を得て、学歴や資格を取得することで自立した社会人となり、今後の社会を担う役割を果たすことが出来ます。
家庭の後ろ盾のない子どもたちを支えるのは社会の当然の責務です。
子どもたちのためにこの社会のためにご支援をお願いいたします。
アフターケア相談所 ゆずりは
所長 高橋亜美
Aさんは児童養護施設で高校を卒業してから、あすなろ荘に入所しました。養護施設在籍中に工場での正規職員としての採用が決定。
自立援助ホーム入所後の数ヶ月は工場での仕事に従事していましたが、ある日、あすなろ荘のスタッフに、「本当は自分にはヘアメークや化粧品に関わる仕事に就きたいという夢があったが、専門学校に行く学費は養護施設からは出せないと言われ夢をあきらめた。」と打ち明けてくれました。
彼女の「学びたい!」という思い、「この仕事に就きたい!」という思いを「施設の子だから」、「お金がないから」という理由で断念させることに、私達は強い疑問を抱きました。
そして、Aさんのみならず、社会的養護の現場では多くの子ども達に夢をあきらめさせ続けてきた現状を変えたいと、あおいとり基金の前身となった「あすなろ基金」を創設し、Aさんが専門学校にすすむ資金を募りました。Aさんは無事専門学校を卒業し、外資系の化粧品会社への就職を果たしました。現在、銀座のデパートで販売員として活躍しています。
金額等、特に制限はございません。
1,000円、3,000円、5,000円、10,000円などご無理のない範囲でご支援ください。子どもたちの今、未来に大切に使わせていただきます。また、物品などのご寄付もありがたくいただいております。詳しくは「ご寄付及びご支援のお願い」をご覧ください。
例えば
※寄付いただいたお金のごく一部は子ども達への一時貸付金などとして利用させていただくことがあります。ただし、用途は子ども達の生活の維持に限り、用途もこのサイトで報告いたします。